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【別室】
カウンターは【残り15分……】
木製の椅子に拘束される雅……顔には覇気……いや、生気すら感じられない!

そこに大首領が入ってくる……
雅「…………時、時女と…………姫は…………ううっ……姫…………時っ……」
虚ろな表情で同じ言葉を繰り返す雅……

大首領「雅よ……そろそろ『精神』が腐食し始めたころじゃな!どれ……」
大首領が手をかざすと尿道に刺激が!そしてその衝動で我に返る雅だが…………

雅「ああっ……や、やめろ…………うううっ………そ、そんな…だ、だめ……で、出ちゃう……ふぐっうううぅぅ……」
大首領に見られたまま、大量の排尿を始める雅……
雅「……ああぁぁぁ…………お、おしっこが…………おしっこが止まらない!」
『魂魄腐蝕液』によって羞恥心までも腐食してしまったのか………らしからぬ言葉をクチにしてしまう雅…………
大量の尿が大首領の前に用意された尿瓶に溜まっていく……

雅「ああぁぁ……み、見るな……ああぁぁ……こ、こんなに沢山………おしっこが………や、やめて…………いやああああぁぁぁ!」
大首領「ふふふ、雅よ!ワシの前でこんなにたくさん……戦士として、いや、女として…恥ずかしくないのか(笑)」
雅「はぁはぁ…………はぁはぁ……大首領…………」
焦点の合わない目でで大首領の方を見る雅……

大首領「お主とは思えないほどよい目をしておるぞ(笑)」
雅「あうううっ………あううっ………」
雅だと疑うくらいにだらしなく開いた口、舌から伝わる涎…………
雅「あうううっ……………あううっ………!」
大首領「おや!その顔だと、もうまともな思考もできんようじゃな!ならとっとと『絶望』を懇願するのじゃ!」

雅「ぁぅぅぅ………………………………」
小声で何かを呟く雅!
大首領「よく聞こえんぞ、ほれ、しっかり喋るのじゃ!」
雅「……………………」
大首領「やれやれ、まともに喋ることも出来んとはな!」
雅の顔に耳を近づける大首領!

大首領「ほれ、もう一度……」
その刹那!
雅「私をなめるな!」

渾身の頭突きを大首領な喰らわす雅!
倒され驚愕する大首領
大首領「うぐぐっ……な、なにぃ……お主…………『魂魄腐蝕液』を耐え抜いたというのか……」

雅「はぁはぁ……そんなの知るか!はぁはぁ……ただ、お前に…お前に一撃を喰らわすことだけを考えてたわ!」
雅の横のカウンターは【残り7分】
雅「あきらめなさい、私はお前たちの思い通りには絶対にならない!」
雅の言葉を聞きながらゆっくりと立ち上がる大首領……
大首領「雅よ、ワシはお主を過少評価していたようじゃな!」

雅「はぁはぁ……なら……あきらめっ……」
その時、雅の目の前の扉の向こうから歯車が回る音が鳴り響く!
雅「こ、これは……?」

扉の向こう側で『ガチン』と歯車がはまる音、そして流れる水の音が聞こえてくる……
正面の扉がゆっくりと開き始める……
雅「こ、この扉の向こうで何が起きてるの…………」
大首領「……クククッ…………お主が『魂魄腐蝕液』を耐え抜くこともAIは予想しておったぞ!しかし、これを見ても絶望を懇願せずにおれるかな(笑)」
扉の奥が徐々に見えてくる……

雅「ま、まさか……そ、そんな……時女と……姫も…………」
目の前には雅と同様に逆さ磔にされ『魂魄腐蝕液』を浴びる二人の姿が……
時女「あががががぁぁぁぁ………み、みやび……ねえ……さん…」
姫「お、お願い…………助けて…………み、雅……さ……ん…………く、苦しい……苦しいよぉ……ああああぁぁ」
苦しむ二人を目の当たりにした雅…………
雅「や、やめろ、やめてくれ!大首領!ターゲットは私だろ!時女と姫への放水を今すぐやめてくれ!」

半狂乱で訴える雅だが……
大首領「仕方なかろう、お主が『絶望』せんのじゃからあの二人が苦しむのじゃ!
雅「うううっ…そ、そんな…………」
大首領の言葉によって強い罪悪感に襲われる雅……
それを見てニヤリとする大首領!
大首領「さぁ、お主が心から『絶望』を嘆願さえすれば、あの二人は楽にしてやるぞ(笑)」
雅「うううっ……こ、この卑怯者…………」
今にも泣きそうな目で大首領を睨む雅!

大首領「よいぞ!その顔じゃよ、ワシが見たかったのは!さぁ『絶望』をクチにするのじゃ、雅よ!」
『罪悪感』と『魂魄腐蝕液』の影響で雅の心もついに…………
雅「うううっ……わ、わかった…………わかったよ……」
大首領「ほほう、ようやく観念するか、雅よ!」
勝ち誇る大首領と対照的な雅の表情……
大首領「よいぞ、よい表情じゃ!そのまま宣言するのじゃ、それで敗北確定じゃ!」

雅「月黄泉……ごめん………………わ、わたしは…………ぜっ……ぜっ……ぜつ……絶望……しっ……ま……………」
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