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雅「咲-Saki-、私のスピードに着いてきてよ!」
咲-Saki-「はい、フルチャージしてますからご安心下さい、雅!」

月黄泉「頼みます!雅、咲-Saki-!」
咲-Saki-「はあああっ!疾風銃・乱弾!」

雅「疾風剣・一角獣!」

咲-Saki-「疾風剣・大鉈」

雅と咲-Saki-の斬撃で分身が次々に倒れていく……
大首領「くううっ……増殖じゃ、増殖……」
しかし、分身の数があからさまに減り始める……
雅「そろそろ在庫切れのようだな!」

大首領「な、ならば……奥の手を使うしかないようじゃな!」
雅「奥の手……まだそんなのがあったの?」
大首領「分身分裂!」
突然、分身の数が増えるスピードが上がる!
咲-Saki-「雅、これは……」
雅「はあはあ……分身がさらに分身だと……!」
大首領「フフフ……分身の質はかなり落ちるがまぁ仕方ない!こうなれば持久戦じゃ!」
咲-Saki-「持久戦?……こっちには、もうひとつ『牙』があるのよ!」
咲-Saki-がもう一本のエッジを出す!

大首領「二、二刀流……じゃと!」
雅「咲-Saki-……そんな戦い方、私はしたことがないぞ……出来るのか?」
咲-Saki-「~ 双穿牙 乱舞八連🎵 ~」
雅「そ、それは葵の技……私をcopyした状態で使えるのか?」
咲-Saki-「はい、バージョンアップしましたからw」
雅「マジか!おそろ……いや、頼もしい💦」

咲-Saki-「葵の憑依は私が止めます!はぁっ!」
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二刀流の咲-Saki-の足元に転がる分身の骸……

咲-Saki-「こっちはフルチャージしてるのよ!どんどんかかってきなさい!」
果敢に攻める咲-Saki-……その時、月黄泉に襲いかかる分身……
咲-Saki-「月黄泉、危ない!」
月黄泉、間一髪でかわし分身を斬る!

雅「月黄泉、大丈夫か?」
月黄泉「はぁはぁ……このくらい大丈夫です!私も戦力になりますから……」
しかし、月黄泉の霊衣に変化が……
雅「……コイツらは私と咲-Saki-が何とかするから、月黄泉は体力と霊力を温存して……」
月黄泉「わかってます……でも、私の予測ではもう時間があまり残されてません……」
雅「……あと、どのくらいなの!」
月黄泉「時間軸が……でもおそらく10分……」
雅「わかった!咲-Saki-……プランBで行くわよ!」
咲-Saki-「えっ、でも私まだいけ…………そ、そっか……わかりました、雅、プランBですね!」

大首領「お主たち、何をこそこそしておるのじゃ!」
ゴーグルを投げ捨て、大首領を睨む咲-Saki-!
咲-Saki-「うるさいわね!持久戦なんて性に合わないからイッキにいかせてもらうわ!」

咲-Saki-がドライバーを交換する……
大首領「そ、そのドライバーは……雅のと同じ……」

咲-Saki-「このドライバーを装着した私は最強なんだからね!」
新たなドライバーを起動させる咲-Saki-!

咲-Saki-「超変身!Maximum!」
~ Copy_cat fake ‘’‘風雅神‘’’ ~🎵
大首領「こ、これは……オリジナル……いや、それ以上か……」
咲-Saki-「はぁはぁ……さぁ、これで決めるわよ!」
咲-Saki-、ベルトのアタッチメントを右足にセットする!

咲-Saki-「エネルギー最大出力!」

咲-Saki-の右足にエネルギーが集まると……
大首領「こんな大技を隠し持っておったのか、まずい、分身よ!ワシを守るのじゃ!」
咲-Saki-「大首領、覚悟!ブラッディー・スマッシュ!」

閃光が幾多の分身を貫き、咲-Saki-のキックが大首領に襲いかかる!
しかし、大首領の念動力で膠着状態に……
咲-Saki-「くっ……あ、あと少し……あと少しなのに……」

大首領「フフフ、残念だったのう!」
雅「そうでもないぜ、大首領!牙はもう一本ある!」

雅もアタッチメントをセットすると……
雅「大首領、覚悟しな!」


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