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~現実の世界~
雅「うわっ……!」
破壊の衝撃で地面に叩きつけられる雅……

雅「な、何とか破壊できた!お願い……時女、姫…………戻ってきて!」
破壊された『黒い箱』の穴から……時女が入った鉄籠が排出される……

時女「うううっ……こ、ここは元の世界?」
雅「はぁはぁ……よし、時女が戻った!月黄泉、頼んだよ!」
咲-Saki-「後は姫だけ……それまで何としてもコイツらを抑えます!」
AI「エネルギー残量20%!」
咲-Saki-「(もってよね!私の体……!)」

雅「そうだな……もうひと頑張り!」
立ち上がろうとする雅だが…脚に力が入らない……

雅「……ま、まぁ、こうなるよな……」
その時、雅に襲いかかる分身……

時女「うううっ……何とか戻ってこれたけど…まずい、霊力が…………」

籠から出るもその場に崩れる時女に駆け寄る月黄泉……
月黄泉「時女、すぐに回復させてあげるからね!」
月黄泉がベストとパンツのジッパーを下ろす。

時女「月黄泉姉さん、それは……命が…………」
月黄泉「こっちもね、あまり時間が残されてないの!戻ってきて早々で悪いけど、加算もさせてもらうわよ!」
月黄泉、乳房と陰部を露にすると紋章を発動させる……

時女「そ、そうみたいね……雅姉さん、咲-Saki-……」
頷く時女の目の前では、雅と咲-Saki-が分身を相手に戦っている!
時女「月黄泉姉さん……姫姉さんは?」

月黄泉「はぁはぁ……まだ、戻ってきてないわ……でもあなたが戻ってきたのだから……」
月黄泉も不安を隠せない……
月黄泉「とにかく今は……霊力の回復に集中して!雅と咲-Saki-がもう限界…………」
時女「わ、わかった……わ!」

徐々に霊衣と霊力が回復してくる時女……
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咲-Saki-「もう、次から次へと……キリがないわ!」

大首領「増殖!増殖じゃ!箱は壊されたが……仲間は回復に時間がかかりそうじゃな!それにひとりしか戻ってきてないようだしな!(笑)」
咲-Saki-「う、うるさい!姫もきっとすぐに戻ってくる…………」
大首領「そうじゃと良いがな!(笑)」
咲-Saki-「お、お前、何か知ってるのか?教えなさい!」
大首領「フフフ、そんなことより月黄泉がまずいことになっておるぞ!」
月黄泉に分身が近寄る!
咲-Saki-「月、月黄泉!今、行きますかっ…………」

言葉を遮るように大首領が咲-Saki-の前に立ちはだかる!
大首領「お主は直々にワシが相手をしてやろう!」
咲-Saki-「そ、そんな……月黄泉……時女……」

月黄泉「(うううっ……ま、まずいわ……『超回復の霊陣』を発動している間は……動けないのに!)」
時女「……月黄泉姉さん!」
月黄泉「時女!今、動いてはダメです!結界が乱れてしまう…」
月黄泉に襲いかかる分身!
間一髪、赤の閃光が!

時女「雅姉さん!」
雅「お前ら、私を倒さない内は…そっちの邪魔はさせないよ!」

咲-Saki-「雅!」
大首領「忌々しい、お前を押さえたと思ったら今度は雅か!」
咲-Saki-「残念でしたね、大首領!これでちゃんとお相手が出来ますわ!」
AI「エネルギー残量16%!」
咲-Saki-「(エネルギーが……このままだとまずい…ならば……)」
大首領「増殖!増殖!増殖!分身よ、雅を取り押さえるのじゃ!まずはソイツから憑依させるとしよう(笑)どうせもう限界のはずだからな!」
雅を取り囲む分身!
雅「はぁはぁ……ざっと100体かな……」
雅、立ち上がるとブレードを手にする!

雅「さて、跑くだけ跑かせてもらおうか!」
時女「月黄泉姉さん!まだなの?」

月黄泉「はぁはぁ……も、もう少し……もう少し時間を!」
時女「い、急いで!も、もう雅姉さんが……」
雅のブレードを手に咲-Saki-に襲いかかる大首領!
咲-Saki-「うううっ……そ、それは雅の……」

大首領「そこに落ちていたからな!(笑)」
咲-Saki-「そ、そんな……み、雅!」
咲-Saki-の視界の先に分身に囲まれた中に立つ……満身創痍の雅の姿が……
雅「さ、咲-Saki-……ごめん、剣がもう掴めなくて……」

咲-Saki-「雅……待ってて!今、助けに行きま……うううっ!」
大首領、咲-Saki-に対して剣圧を強める!
咲-Saki-「うううっ……邪魔よ、早く雅の所に行かないと……」
大首領「フフフ、ワシが気づいてないと思っておるのか!こっそりと腰のドライバーを元に戻したのを!」
咲-Saki-「(こ、こいつ……抜け目ない……)」
大首領「強がっておるが……お主ももう限界なんじゃろ!ワシを足止めするのに大技を2度も使ったからな!」
AI「エネルギー残量13%!」

咲-Saki-「そ、それでも……私はあきらめない!絶対に葵たちを救うんだから!」

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