087

月黄泉「わかりました……」
月黄泉、立ち上がると……

月黄泉「変身!」
~strange preparation mode~🎵
月詠と同じく黒装束姿に変身する月黄泉!

大首領「な、なに……preparation mode……じゃと!これもあの葛という男の情報にないぞ!」
月黄泉、大首領の言葉を無視して雅に語りかける……
月黄泉「雅、覚醒したばかりで悪いけどいきなり行くわよ!」
雅、2体の分身をなぎ倒すと……

雅「私はコイツらをブッ潰すためなら構わないよ!でも月詠は……」
月黄泉のそばによる月詠……

月詠「私なら大丈夫よ……準備は出来てます!」
月黄泉、覚悟決めた表情で大首領を睨む!

月黄泉「大首領!あなたの罪を裁く時間よ!」

大首領「おい、お主ら!一体、何を始める気じゃ!」
月黄泉「雅、もう少し踏ん張って!」
雅「わかった!任せて!さぁ、お前らかかってきな!」

月黄泉と月詠は円形の拘束具の前に立つ!

月黄泉「これを使いましょう!」
ふたりか見つめ合うと背後か円形の拘束具が満月に変わっていく!

大首領「こ、これは…………」
088
月黄泉と月詠、ふたりの背中にくっきりも満月が浮かぶ!

大首領「とにかく、お主らの企みは邪魔させてもらうとしよう!増殖!」
大首領の増殖された分身がふたりを襲うが…………
雅「疾風剣・嘴!」

雅の剣が分身を貫いていく!
雅「お前らの相手は私だって言ってるだろ!」
大首領「雅よ……お主は…あの状態から覚醒したというのか……!」
雅「絶望し尽くした暗闇の先に、月詠が微かな光を灯してくれたのさ!だから私は妹たちを絶対に救うという『願い』で覚醒したのさ!」
大首領「…『願い』で覚醒じゃと……そ、そんな事、あり得ん!」
雅「貴様には到底理解できないよ、死ぬまでな!」
雅、分身を半数近く斬り倒す!

大首領「ならば、その『願い』を根こそぎ刈り取ってやるまでよ!増殖!」
大首領、さらに30体を増殖!雅を取り囲む!
雅「月黄泉、まだなの!」

月黄泉「雅、あともう少しだけ………」
雅「わかった、でも……なる早!でね!」
満月を背に向き合うふたり、月黄泉と月詠……
月黄泉「月詠、今まで本当にありがとう!貴女は私の最高の相棒ですよ。」

月詠「相棒だなんて……貴女のバックアップ用のアンドロイドの私には勿体ないお言葉です…………月黄泉……必ず勝って下さい……!」
雅、分身に三方を囲まれる!
雅「はぁはぁ、聞いてはいたけどさすがにチート過ぎだろ!」

大首領「さすがに疲れが出てきたようじゃな、雅よ」
その時……
月黄泉「雅、お待たせしました!」
月黄泉と月詠、作り出した満月を背に!
月黄泉「私たちに取って満月は神聖な物!そして……月の輝きは満ちました!」
ふたりの背中の満月がより輝きを増す!
大首領「つ、月黄泉……お主は一体……!」
月黄泉「私たちが何者か忘れたの?ボケ大首領!(笑)」
大首領「ま、まさか……」
月黄泉「フフフ……変身!」

月詠「はい、変身!」

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